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まず最初に、訳者の田中孝顕さんの出版に寄せて、からはじまります。
「成功者と呼ばれる人々は、恐怖や悲しみ、貧困、肉体的苦痛など、どのような状況のもとでも現状を打破するために、つねに積極的な思考や心構えを維持する努力を惜しまなかった。」
なんかこの文を読むと、成功者は物凄く沢山の困難を克服した特別な人っている印象を受ける。
でも、本当にそうだろうか？
この文をよく読むと「成功者と呼ばれる『人々』」と書いてある。
なので、恐怖の状況を打破した人、悲しみの現状を打破した人、貧困の現状を打破した人、肉体的苦痛を打破した人、など、色々な状況のもとでも現状を打破した成功者達がいるというとだ。
そう考えると、成功者の条件はかなり低くなるのではないでしょうか？
あなたが成功者になるためにこの書籍を読んでいるとしたら、
成功者になるための障壁を低くする必要があります。
私も以前は、成功者とは自分とは別の特別な存在の様に感じていた時がありました。
でも、世界的成功者、賢人と呼ばれる人達と接する中で
世界的成功者と呼ばれる人達も同じ人間であることに気付きました。
正直「つねに」出来てるかどうかは分からないけど、
「積極的な思考や心構えを維持する努力を惜しまなかった」という部分は
その通りだと私も確信しています。
詳細については今後の本文の中で読み解いていきたい。
最後の一文、「一人でも多くの「人生の勝利者」が誕生することを心より願ってやまない」の言葉は、とても共感する言葉なので、表記させていただきます。
今日はここまで。
