『思考は現実化する』#6

17~18ページ

●誰をも成功へと導く

ここでは『思考は現実化する』の目的を二つ述べています。

1つ目は「読者であるあなたが、既に大成功者となった人々の頭の音何ら変わることはない優れた頭脳を持っていることを、はっきり確認すること」

2つ目は「あなたの頭脳の用い方が、いくつかの点において間違っているのかもしれないこと」

だと教えてくれています。

1つ目の「私たちの頭脳と成功者の頭脳は同じ」というのは初めはピンと来ないかもしれません。しかし物理的には、エジソンの脳も私たちの脳も潜在的な機能は同じだということを意味しています。

パソコンで例えるならば、エジソンという天才の頭脳というPCのスペックと、私たちという普通の人の頭脳というPCのスペックは同じだということです。

逆にいうと、エジソンはスーパーコンピューターで私たちはパーソナルコンピューターといいうようなハードの違いはないということです。

天才も私たちも同じスーパーコンピューターを搭載しているということです。

ざっくり言うと、天才の脳みそも凡人の脳みそも、脳みそ自体は同じ脳みそだという意味です。

え~~~~!

マジかよ!!!

と反応したくなります。

そこで、二つ目の「頭脳の使い方が間違っているかもしれない」が鍵になります。

同じ頭脳を持っているのに、違う結果が出ているとしたら、その頭脳の使い方に違いがあるのではないか?と疑問を持ってみようと言う内容です。

多くの人は一度自分がそれを正しいと思い込んでしまうと、結果が望ましくないにも関わらず同じアプローチを繰り返してしまいます。

あなたも同じことを繰り返して、同じ失敗を繰り返したことはありませんか?

ここで重要なのは、「自分のアプローチの仕方は間違っているかもしれない」という発想です。

大切なのは欲しい結果を手に入れることであって、プロセスを成功させることではないのです。

しかし、自分の考えたようにいかないと、人はそのプロセスに執着してしまい、そのプロセスを上手にやることに執着してしまいます。

はい。

今日はここまで。

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