『思考は現実化する』#7

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●金儲けだけを目的にしたものではない

「あなた自身とあなたの愛する人々と世界中の全ての人々の至福のために、この広大な宇宙の中で実りある日々を送る助けとなる内面的調和ーー心の平安へと導いてくれる」

こういった大きなスケールの話は耳には聞こえは良いが自分にはピンとこない。

正直、「世界中の全ての人々の至福」って多様性があり過ぎて想像できない・・・

でも、「世界中の全ての人々」を一つの集団と認識するとピンとこないが、一人一人の人間の集まりと考えると納得できる。

世界の全ての人々、その一人一人の至福のため、その一人一人の内面的調和と目的としていると考えると、まさにその通りの本だと思う。

というのも、本は読む人によって解釈が違っていいからだ。

たった一つの正解はない。

私が書いているこの文章も、私にとっての解釈であり、私以外の人が呼んだ場合は同意できない場合もあるだろう。

その意味では、この『思考は現実化する』も書籍という形を取ることによって、世界中の全ての人の幸せに貢献できるツールになり得るのだろう。

逆に言えば、書籍という形をとることによって、より多くの人に影響を与えることができたのかもしれない。

なぜなら、書籍は反論しないからだ。

少なくとも、この本を読んでいる人達の目的は「自分にとってより良い思考を現実化したい」と考えているだろうから。

ところで、みなさんは言葉の定義は意識していますか?

「内面的調和」とは何か?

「心の平安」とは何か?

両方ともなんとなく良い響きの言葉なのでスルーしちゃいがちだけど、私はとっても気になります。

なぜなら「内面的調和」「心の平安」を手に入れたかどうか、定義が明確ではないと実現できたかどうか確認できないからだ。

こんなことを考えるのって、人間の特権だなーって思うこの頃です。

皆さんにとって「内面的調和」「心の平安」って何ですか?

はい。

今日はここまで。

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